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ル・フレーレス・デュボワ

目をみはるラヴォー産シャスラのコレクション シャスラの可能性に挑戦し続ける三世代


 ル・フレーレス・デュボワ醸造所では、祖父のマルセル、父のクリスチャン、そしてクリスチャンの2人の息子たち、フレデリックとグレゴワールの3世代が一体となって働いています。2005年からは、ぶどうの栽培とワインの醸造を担当する兄のフレデリックとセヴェリン夫人、醸造所の経営と販売を担当する弟のグレゴワールとカーラ夫人が中心となって醸造所を率いています。フレーレスとは「兄弟」という意味で、彼ら2人のことをさしています。訪問した日は、父親のクリスチャン・デュボワ氏が案内してくださいました。

 キュイーの村にある醸造所は、通りの名前をとって「ル・プチ・ベルサイユ」の愛称で親しまれており、次男グレゴワールの一家はこの家で暮らしています。醸造所は19世紀初頭にフランスの建築家によって建てられたもので、ワインはここのセラーで造られています。道路側に面した明るく居心地の良いブティックでは、ゆったりとテイスティングをしながら、ワイン選びをすることができます。

 ル・フレーレス・デュボワ醸造所は、地元で広くその名を知られており、多彩なワインコレクションが魅力的です。ラヴォー地区では、西から東へヴィレッテ、エペス、カラマン、デザレー、サン=サフォラン、シャルドンヌと、AOC(原産地呼称統制)指定のぶどう畑のほとんどを所有しています。シャスラの生産割合は80%にのぼります。

 デュボワ家最高のワインを生み出すデザレーの畑は、マルサンスと呼ばれるデザレーのうちでもっとも海抜の高い一角にあります。その近くにはマルサンスの塔(トゥール)と呼ばれる建築物が聳えています。そのため、ワイン名は「デザレー・マルサンス デ・ラ・トゥール」といいます。この塔は、ワインのエチケットにシルエットとして描かれています。

 塔の向かいには、祖父マルセルの最初の家と小さな昔の醸造所があり、現在は長男フレデリックの一家が住んでいます。この高台の醸造所の小さなセラーには、大型の木樽が並び、2011年のシャスラがボトリングの時を待っていました。1951年にクリスチャン・デュボワ氏の誕生を祝って造られた木樽も、ここで大切に使われています。特別なシャスラをこの高台の醸造所の木樽に寝かせるのです。
 とはいえ、デュボア氏は、基本となる「デザレー・マルサンス デ・ラ・トゥール」は琺瑯タンクで醸造しています。同じ畑のワインでありながら、ニュートラルな琺瑯タンクで造られたワインにはピュアな味わいがあり、とりわけ2012年の「デザレー・マルサンス デ・ラ・トゥール」は、活き活きとした果実の風味が感じられる、心楽しくなるワインです。

 デュボア氏は「シャスラという品種はデザレーのテロワール(生育環境)と結婚している。だから僕たちはこの場所にシャスラを植えているんだよ」と言います。シャスラにとっては、ラヴォー地区の中でも、モラス土壌が支配するデザレーが最良のパートナーだというのです。3つの太陽に祝福された、シャスラという偉大な品種と、新生代に形成されたデザレーの土壌との結婚、その証しが毎年造られる黄金に輝くワインなのです。

 彼はまた「デザレーはあまりにも神秘的だ」とも言います。彼をはじめ、地元の人たちが「デザレーのワインは、1本じっくり飲まないと理解することはできない」と言うのをたびたび聞きましたが、本当にその通りなのでしょう。
 デュボワ家のデザレー・マルサンスも、ひとくち飲むたびに、新しい風味の発見がある、心楽しくなるワインです。熟成によっても風味は変化し、若い頃は花や蜂蜜の仄かな香りがありますが、年を経るごとに、焼きたてのパンのような香り、アーモンドの香りが現れて来ます。

 デザレーと並んで高く評価されている畑、カラマンも偉大なシャスラが生まれる畑です。デザレーの西隣にあるこの畑はモラスとモレーンが混在して均質な土壌を形成しており、表土の微生物活動が非常に活発な土壌だそうです。シャスラにはフルーティさがあり、しっとりとしたクリーミーな味わいです。デュボワ家の本拠地名を取って、「ル・プチ・ベルサイユ」というブランド名でリリースされています。

 「デザレー・マルサンス デ・ラ・トゥール」と対照的なのが、デザレーの西隣に位置するエペスのシャスラ。エペスの畑は小石が多い粘土土壌で、基底部は厚い粘土層に覆われています。この畑から生まれるワインは力強さに溢れ、酸味のアクセントが心地よく、活き活きとした味わい。「ブレース・ダンフェール(地獄の火種)」というネーミングのワインがリリースされています。ミステリアスな名前は、かつてエペスの街が土砂崩れに遭い、それが悪魔の仕業と考えられたこと、エペスの畑の石や石垣が日光で炎のように熱くなることから付けられています。

 デュボア氏の最高傑作「デザレー・マルサンス デ・ラ・トゥール」をいただくと、デザレーのぶどう畑の立体感と、その風土の豊かさと多様さを、少しずつ身体で理解できるような気がします。

デュボワ家のシャスラは、毎年、数々のコンテストで高く評価されています。デザレー・マルサンス デ・ラ・トゥールに限ってご紹介すると、世界シャスラ・コンテストでは、1984年産以外にも、2011年産が辛口白ワイン最優秀賞である金賞を受賞しています。受賞ワインはたちまち売り切れてしまうそうです。

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