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パトリック・フォンジャラ

エペスの地で16世紀から受け継がれたスイス最古の家族経営の醸造所


創業1552 年のフォンジャラ醸造所は、ラヴォー地区の雄大なぶどう畑のほぼ中心に当たるエペスにあります。

スイス最古の家族経営の醸造所で、現在のオーナーは13代目にあたるパトリック・フォンジャラ氏。
醸造所の庭はレマン湖を一望するテラスになっており、真下にカラマンのぶどう畑が広がっています。パトリックさんは、そのぶどう畑に日本の国旗を高々と掲げて歓迎してくださいました。

 フォンジャラ家の所有畑は34ヘクタール。エペスとカラマンのほか、デザレー、サン・サフォラン、ヴィレットのグラン・クリュ畑を所有し、モントルーにも畑を持っておられます。
白ワイン品種ではシャスラを中心にヴィオニエとソーヴィニヨン・ブランを、赤ワイン品種はピノ・ノワール、ガメイのほか1980 年代に登場した新交配品種を栽培しています。1896 年に建てられたというエペスのセラーには、同時期に造られた3万2千リットル容量の美しい装飾のある大樽が置かれています。樽職人のペーター・ハイダーリッヒ氏が制作したこの樽は、ヴォー州最大の木樽で、完成時にはジュネーヴの国内博覧会で展示されたそうです。現在は老朽化して使えないものの、フォンジャラ家にとっては大事な遺産です。

 フォンジャラ家は個々のグラン・クリュ畑のシャスラを中心に、多彩なワインをリリースしていますが、醸造所の庭の延長でもある「カラマン」のシャスラは、パトリックさんにとって特に愛着があるワインです。
樹齢55年のシャスラは、目前に迫るフランス・アルプスの山々を前に、心地よい風を浴びて育っています。「テルミック」と呼ばれるこの風は、陸の温度と湖の温度の差から生じる熱上昇風で、ぶどう畑を優しく撫でるように吹きます。

 「カラマン」はラヴォー地区において、希少なワインでもあります。畑が全体で16ヘクタールしかないため、他のグラン・クリュ畑のワインと比べて生産量が格段に少ないのです。
フォンジャラ家は、そのうちの3ヘクタールを所有しています。
 「カラマン」の畑は比較的低い斜面にあるため、気候的に有利であるほか、過去の土砂崩れにより堆積したロームを含む土壌が豊かで、エレガントさに力強さとスパイシーさのアクセントが加わります。2013 年産はオレンジやグレープフルーツを思わせる柑橘系のフレッシュな風味、きりりとした直線的な味わい、活き活きとした酸味が魅力。フォンジャラ醸造所のアイデンティティとでも言うべきワインです。 もう1つ、フォンジャラ家ならではのワインがあります。「パスリエ・ド・ラヴォー」と言う、干して乾燥させたぶどうから造る甘口ワインです。イタリアやスペインと異なり、スイスにはこのようなスタイルの甘口ワインを生産する伝統はありません。だからこそパトリックさんはこのようなワインを造りたいと考えたのです。
 ラヴォー地区で収穫されたシャスラを4ヶ月にわたって風通しの良い場所で乾燥させ、干しぶどう状にしてから圧搾して得られる濃厚な果汁は、250 リットル容量のフレンチオーク樽で醗酵させ、1年以上寝かせてからボトリングします。花梨のコンポートや熟した洋梨、アプリコットを思わせる豊かな風味、蜂蜜のようなテクスチュア、上品なバランスの良い甘みと酸味が、至福のひとときをもたらしてくれます。低アルコールで非常に軽快な造りであるのも魅力です。

 フォンジャラ醸造所は、晩年のチャーリー・チャップリンが公式訪問したことでも知られています。当時7歳だったパトリックさんは、60代半ばのチャップリンに向って「あなたはおじいさんで、トランプさんじゃない!」と言います。(トランプとは、映画『TheTramp(邦題/チャップリンの失恋)』でチャップリンが演じた「放浪者」のこと)するとチャップリンは指を鼻の下に置いてヒゲをかたちづくり、パトリックさんに向って微笑みました。その時、パトリックさんは「あ、やっぱりトランプさんだ!」と気づくのです。1952 年にスイスに亡命したチャップリンは1977 年に世を去るまで、ラヴォー地区のぶどう畑に囲まれた邸宅で過ごしました。
シャスラを愛したチャプリンはパトリックさんの父親が造ったワインを度々味わったことでしょう。


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